トップメッセージ

上半期として過去最高の売上高を達成。
中期経営戦略を通じさらなる成長を目指します。

2018.12.3 更新

写真:代表取締役社長執行役員 古屋 元伸

はじめに

自然災害により、被災された皆さまに
謹んでお見舞い申し上げます。

自然災害により、被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。

2019年3月期の上半期(2018年4月1日~2018年9月30日、以下上半期)には、日本国内で地震や豪雨、台風による自然災害が多発し、各地に大きな被害をもたらしました。被災された皆さまには、謹んでお見舞い申し上げます。

幸いにしてこれらの自然災害が、当社グループの事業に対して大きな影響を及ぼすことはなく、当社は安定して事業を継続できました。世界の自動車市場が安定的に推移するなど、市場環境も追い風要因が多かったために全事業において増収増益となり、上半期としては過去最高の連結売上高を計上しました。

今後の経営環境については、米中貿易摩擦の影響など世界経済が不確実さを増していることや、世界自動車市場の成長に鈍化傾向が見られるなどの不確定要素はありますが、今期から開始した中期経営戦略の施策を鋭意進め、さらなる成長の基盤を確立していきます。

上半期の経営環境と当期業績

世界の自動車生産台数が安定して推移。過去最高の上半期売上高を達成しました。

当社グループの主要顧客業界である日系自動車産業は、国内販売が前年並みで推移し、海外でも成長率は低下しているものの米国、中国市場が高水準を維持しました。さらに、ASEAN市場やインド市場が増加傾向を続け、世界の自動車生産台数は安定的に推移しました。

このような経営環境のもと、当社グループでは3事業すべての売上高が前年上半期に比べて増加し、上半期過去最高の連結売上高を計上することができました。利益面では、ネットシェイプ事業が好調に推移したことにより、大幅な増益となりました。

以上の結果、連結売上高は84億円(前年同期比13.9%増)、営業利益6億5千2百万円(同100.0%増)、経常利益6億6千6百万円(同96.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億4千万円(同103.4%増)となりました。

この上半期の業績は、利益面で当初計画を大幅に上回るものであったことから、2018年10月17日に上方修正の発表をしております。

第2四半期累計の業績(百万円)

グラフ:第2四半期累計の業績

※百万円未満は切り捨て

通期の事業環境と見通し

先行きに不透明な要素はありますが、過去最高の売上高を見込みます。

下半期については、第2四半期より明確になってきた中国自動車市場の減速傾向が続くと見られるほか、世界自動車市場全般についても成長率の鈍化傾向が見られます。また、国際政治の動きにより世界経済が影響を受けつつあるなど、当社グループを取り巻く経営環境は、先行きの不透明感が高まっています。

上半期の業績に加えてこうした経済情勢の変化を考慮し、通期の業績予想についても2018年10月17日に修正しており、連結売上高については過去最高の162億2千万円(前年同期比6.4%増)を予想しております。また、利益面においては、営業利益11億7千3百万円(同55.3%増)、経常利益11億8千7百万円(同52.5%増)、親会社に帰属する当期純利益7億9千万円(同51.2%増)に修正しております。

通期計画(百万円)

グラフ:通期計画

※百万円未満は切り捨て

配当

中間配当は10円、期末配当についても10円を見込んでいます。

上半期の当社グループの業績は、過去最高の売上高を記録するなど堅調に推移し、利益面でも期初計画を大幅に超える結果となりました。中間配当につきましては、期初予想どおり1株あたり10円とさせていただきました。期末配当につきましても、過去最高の160億円台の連結売上高を照準に捉えるなど増収増益が見込めることから、期初予想どおり1株あたり10円を予定しております。これにより、年間配当額は前年から2円増配の20円を予定しております。

1株当たり配当金(円)

グラフ:1株当たり配当金

今後の戦略

環境の変化に対応し、新中期経営戦略を通じて次世代の基盤をつくります。

当社グループの主要顧客業界である自動車産業の今後の展開について、まず注目すべきは電動化への流れです。その開発活動の活性化に伴い、自動車業界内での合従連衡などの動きも活発になるなど、将来を見据えた動きが新たなうねりとなりつつあります。一方では地域により、ガソリンエンジン車やディーゼルエンジン車への需要も当面は堅調を維持すると予測しています。

世界経済の先行きも含めて、当社を取り巻く経営環境は流動的ではありますが、当社グループは既存需要を確実に取り込むとともに、今後の環境変化に対応すべく新たな活動を推進してまいります。今期開始した、新中期経営戦略については、まだ緒に就いたばかりですが、次のステージに向けた施策を着実に進めています。以前より進めてきたグローバル戦略や技術開発戦略に加えて、その基盤となる人材関連の施策も推進する内容となっており、次世代の基盤づくりへと着実につなげてまいります。

株主の皆さまには、ニチダイグループの取り組みについて、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

ネットシェイプ事業

グラフ:売上構成比

グラフ:売上高、経常利益・利益率

※百万円未満は切り捨て

上半期の概況

金型部門では、国内の主力ユーザーからの需要が堅調に推移しました。精密鍛造品部門では、国内外拠点におけるスクロール鍛造品の増加により、前年を大きく上回る売上高となりました。その結果、売上高は39億8千3百万円(前年同期比19.1%増)となりました。また、経常利益は、増収効果により3億8千8百万円(同303.8%増)となりました。

通期の見通し

下半期も金型部門では、国内の主力ユーザーが引き続き堅調を維持すると見込んでおり、精密鍛造部門でも、引き続き利益に貢献できるよう取り組みを強化してまいります。こうした状況を踏まえて、通期の売上高は、76億6千万円(前年同期比6.8%増)の売上高を見込んでおります。

アッセンブリ事業

グラフ:売上構成比

グラフ:売上高、経常利益・利益率

※百万円未満は切り捨て

上半期の概況

VGターボチャージャー部品に関しては新機種の生産開始により、機種構成の入れ替えはあるものの、前年と同水準の売上高で推移しました。その結果、売上高31億2千7百万円(前年同期比2.5%増)、経常利益1億6千5百万円(同1.0%増)となりました。

通期の見通し

当社は、技術力を活かして付加価値の高いVGターボチャージャー部品の開発に力を入れております。下半期は、今期から生産を開始したVGターボチャージャー部品の新機種が売上に貢献するため、通期の売上高は、61億3千万円(前年同期比3.6%増)を見込んでおります。

フィルタ事業

グラフ:売上構成比

グラフ:売上高、経常利益・利益率

※百万円未満は切り捨て

上半期の概況

第1四半期に電力産業向けの特需があったことに加えて、国内外でヘルスケア製品向けが好調だったことなどにより、売上高が増加いたしました。その結果、売上高12億8千8百万円(前年同期比31.2%増)、経常利益は1億1千1百万円(同42.4%増)となりました。

通期の見通し

下半期に関しては、船舶用大型海水ストレーナーなどの売上増が見込めます。その結果、トータルでは上半期と同水準で推移すると予想しており、売上高は24億3千万円(前年同期比12.4%増)を見込んでおります。

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