INTERVIEW 01
金型がないと、工場が止まる。
営業と一緒にやり遂げる達成感。
精密鍛造金型を世界中のお客様にお届けすること。海外営業課で貿易事務を担当する、私の大事な役割です。受注処理に製造部門の納期確認、出荷・輸出書類の作成、梱包確認、発送手配など、納品を終えるまでのプロセスとスケジュールを一つずつ管理・チェックしています。製品のサイズや納期で、手配の仕方は変わりますし、急ぎの対応も少なくありません。貿易の知識はゼロからのスタートで、最初は分からないことばかりでしたが、優しい先輩に何でも聞きながら、少しずつ対応力も身についてきました。他にも入金確認や出張手配といった、海外営業課の皆さんのサポートをする業務もしています。仕事の進め方やスタイルも皆さん違うので、一人ひとりに合わせてフォローするように心がけています。難しいことを依頼されることもありますが、どうすれば営業の皆さんがスムーズに仕事を進められるだろうか、ということを一番に考えるように心がけています。
金型が届かなければ、お客様の生産ラインが止まってしまう。その想いを共有し、一緒に納品までやり遂げる達成感は大きいですね。
INTERVIEW 02
文化や慣習の違いに戸惑いながらも
嬉しかった「Thank you very much」のメール。
いまは主にインドのお客様への手配を担当しているので、3時間半の時差を考えた仕事の進め方が必要です。英語でのコミュニケーションは問題ありませんが、営業と違ってお互いの顔が見えないので、こちらから先にモーションを起こして心配をさせないように心がけています。そうは言っても、海外とのやりとりでは文化や慣習の違いで戸惑うことも少なくありません。特にインドの方は、こちらの問いかけに対するレスポンスが「まったり」している印象があります。でもある時、急ぎで金型が必要になったと連絡を受け、日本からの出荷では遅いということが判明し、タイ工場から納品するように手配しました。無事に間に合った後、すぐに「Thank you very much」と綴ったメールが届きました。いつもの「まったり」ではなく、すぐに返事がきたので、「あ、喜んでもらえたんだ」と実感できました。要望に応えられたことで、私も「ホッ」と安心できましたし、喜んでもらえる仕事ができてとても嬉しかったです。職場の皆さんがとにかく親切で人にも恵まれていますし、私もそう思われるようになっていきたいですね。
SCHEDULE一日の流れ
- (出社)9:00~10:30
- 朝礼/メールチェック
海外とは時差があるので、朝一番や終業前など、随時メールをチェックします。
営業担当の代わりに直接、お客様とやり取りをすることもあります。
- 10:30~12:00
- 出荷書類の作成
受注処理や完成した金型の出荷手配、輸出書類の作成を行います。
- (昼食)12:45~15:15
-
午前中に引き続き、出荷手配、輸出書類の作成などに当たります。入社前は、一日中パソコンに向かっているイメージでしたが、出荷の手配などで事務所と工場を何往復もする日もあります。
- (休憩)15:30~17:45
- お客様向けの資料作成
お客様とのやり取りでは日本語でもわからない専門的なフレーズが多いので、一つずつ丁寧に確認しながら資料を作成します。
REASONニチダイを選んだ理由
大学で学んだ英語を活かす仕事をしたいと考えていました。知人が貿易事務の仕事をしていて、英語を使いたいならいい仕事だと薦めてくれた時に、ちょうどニチダイの募集を発見しました。入社の決め手は、もちろん英語を活かせることですが、面接時の印象がとてもよかったこともあります。事務的な質問を受ける面接が多いなかで、最初の言葉が「リラックスしてね。緊張しなくていいですよ。」というものでした。そのおかげで、打ち解けた雰囲気で会話ができましたし、こういう職場なら働きやすいだろうなと思いました。面接後には、貿易事務に携わっておられる先輩とお話をする機会もつくっていただき、仕事をするイメージを膨らませることができました。いま、その先輩と一緒に楽しく仕事をしていますよ。
後輩にわかりやすく教えられる私に、成長したい
貿易事務は奥が深い仕事ですし、製品の種類も多く、日々学びを重ねています。もっと理解を深めて、イレギュラーな事態にも慌てることなく、しっかりと対応をできるようになっていきたいですね。入社以来3年間、輸出業務がメインでしたが、今後は輸入業務も担当することになっています。海外とのやりとりは同じでも、輸出と輸入では覚えることも仕事の手順も違うので、自分なりにもう一度、スタートラインに立つ気持ちです。また、輸出業務は任せられるようになったと思ってもらえたのかなと、少しだけ手応えも感じています。私自身、ゼロから丁寧に仕事を教わったので、後輩ができた際には、わかりやすく仕事を教えてあげられるように、もっと成長していければと思っています。