ニチダイのものづくり力の凄さを
自分なりに紐解いて、ニチダイタイランドでも。

元浦 智之Tomoyuki Motoura

ネットシェイプ事業 加工技術課 2007年入社

INTERVIEW 01

ニチダイタイランドの金型製作を支援する
「わかりやすい」手順書。

より良い製品をつくるための、技術・設備・人をつくる――。ものづくりの技術的な支援、指導をする加工技術課で、海外生産拠点・ニチダイタイランド(以下NDT)における、金型製作の支援を任されています。昨年も、半年間タイに滞在し、現地のスタッフに加工の手順を指導し、製品に問題がないかの検証等を行いました。工程順や加工方法・サイズを指定する手順書が、現地生産には不可欠です。金型ごとに異なる一品仕様の手順書づくりで、心を砕いたのが「わかりやすさ」です。スタッフの誰もが「それを見て、手順を守れば、同じ品質の金型が加工できる」ように、と。私は磨き加工の経験があるのでその指導にも当たりましたが、言葉の壁もあって自分の感覚を伝える難しさを実感しました。道具は何を使い、どう磨くのか。やって見せて、やってもらって…の繰り返しで、育成に時間はかかりましたが、わずかな傷の異状にもすぐ気づく強みもわかりました。帰国後もNDTから日本へ来ている研修生を指導しているのですが、成長を遂げる姿や、作成した年間約50件の作業手順書は自分が手がけた仕事の証しです。「これだけ、やったんだ!」と達成感が湧き上がってきますよ。

INTERVIEW 02

90点までは機械加工、残りの10点は手仕事。
柔軟な発想で「満点」の可能性に挑む。

NDTの作業手順書は、国内で培ってきた金型製作のノウハウがベースになりますが、全工程を把握するのはとても難しいこと。各工程のエンジニアに相談しながら、ニチダイの技術資産を一旦、自分なりに整理して紐解いていく感じです。図面を見て加工方法を判断し、きっちり仕上げていく技術力の凄さを、いつも実感します。加工技術課は国内でも、様々な部門と連携しながら、設備や人の最適な配置やより良い現場への改善を進めています。多岐にわたる技術は知らないことも多く、柔軟に対応できず悩んだこともあります。守るべき手順がいろいろあるのですが、それでも変えられることはより良く変えていこうと、磨き作業で曲面をつくるR加工も、手仕事でしかできないところ以外は機械加工にすることで、バランスも良くなりました。100点満点を一気に狙うのではなく、90点までは機械加工で、残りの10点は手作業で仕上げる。そんな柔軟な発想ができるようになりましたし、無限にある選択肢を自分なりに絞り込み、その可能性に挑戦する面白さや楽しさを味わっています。自動化やIoTの技術トレンドにも柔軟に対応しながら、ニチダイの金型製作技術をこれからも「最適」「最善」にしていきたいですね。

SCHEDULE一日の流れ

(出社)9:00
朝礼、メールチェック
9:30~12:00
NDTで生産する新たな金型の加工検証と作業手順書の作成

何か現地で問題が起きれば解決しに行くこともありますが、そんな事態が起きないようにしっかり日本からサポートしています。

(昼食)12:45~17:45
営業からの依頼で工数確認や加工方法の検討、現場改善の調査と提案

後輩と一緒に国内の現場改善も進めています。壁にぶつかることもありますが、それを乗り越えていく充実感と、終わりがない挑戦ならではの面白さがあります。

(番外編)
NDTへの長期出張中はバンコクの借り上げマンションに滞在

日系企業が数多く進出しているので日本食の店も多く、タイの現地料理もおいしかったですね。とても住みやすいですし、現地駐在の同期とも食事を楽しんで、休日もゴルフ三昧。満喫しました。

REASONニチダイを選んだ理由

小学校の授業でロボットを組み立て、実際に動いた時に「めっちゃ、おもしろい!将来、ものづくりを仕事にしよう!」と思ったのが始まりです。その後、ニチダイで働く高校の部活の先輩から、仕事の話を聞いているうちに「この会社、おもしろそうだし、地元で働けるのもいいな」と。入社後に、隅っこのなめらかさ等、細部へのこだわりや、髪の毛よりも細いミクロン単位の精度が求められる磨き作業を目の当たりにして、「ものづくりは、ここから始まるんだ!」と実感しましたね。そんな細部をとても大事に仕上げる技術の凄さと、やり遂げる充実感は、ニチダイの社員は誰もが実感していると思いますね。

NEXT STAGE チャレンジしたいこと、ユメ

培った技術の「カンコツ」
を次世代に継承

日本とタイ、それぞれのものづくりの良さを活かすことです。NDTの「わかりやすく、簡単にできる」金型づくりの良さを日本にもフィードバックして、ニチダイ全体のものづくり力を高めていくことに挑戦していきたいですね。また、培ってきた技術の「カンコツ」(勘、コツ)をどう若手に伝えるか、技術の継承も私のテーマです。言葉では伝えきれないこともあると知ったNDTでの経験を無駄にせず、わかりやすく手順やデータを示し、時には時間をかけてでもしっかり、伝わるまで伝え続ける。同時に、難しいことを簡単にできる方法も探し出す。さらに、若手にも自分で考えて、まずはやってみるという姿勢で挑戦していってもらえたら、と。それは恐らく、互いに何でも言い合える関係性と環境を築き、「ニチダイらしさを追求する」ということでしょうね。

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