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2021.12.1 更新

創業の精神を受け継いで全社一丸となって挑みます

まだ回復途上 力を結集して突破します/代表取締役社長執行役員 伊藤 直紀

上半期の業績

上半期は、当社グループの主要顧客業界である日系自動車産業で新型コロナウイルス感染拡大による影響から緩やかな回復を見せ、連動してネットシェイプ事業、アッセンブリ事業の業績もそれに伴い回復しました。加えて、自動車産業の動向に左右されにくいフィルタ事業においても前期からの好調が続き、前年同期比で増収を達成しております。その結果、上半期は売上高67億8千8百万円(前年同期比33.1%増)、営業利益2億5千5百万円(前年同期は、3億9千9百万円の営業損失)、経常利益2億5千万円(前年同期は、2億7千3百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億4千2百万円(前年同期は、2億8百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となり、計画を上回る利益を計上することができました。

下半期の取組み

第2四半期から東南アジアなどで新型コロナウイルス感染症が再び拡大し、現在収束の見通しが立っていない状況です。加えて半導体や部品などの供給不足により各完成車メーカーの減産発表が相次ぐなど、下半期は厳しい環境が予想されます。
ネットシェイプ事業については、既存顧客へのきめ細やかな対応を進めるとともに、将来の需要を生むための開発の手も緩めずに取り組んでまいります。アッセンブリ事業については、競争が激化していく中で、市場の動向を見極め、さらなる効率化を図ります。フィルタ事業は国内外で商談が活発化しているため、受注を確実に利益に結びつけてまいります。加えて、引き続き3N(New)と呼んでいる「新製品、新用途、新規顧客」を拡大する取組みを続け、成長を着実なものにしてまいります。

通期の見込み

新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立っていないことなどから、引き続き流動的な経営環境が続くことが予想されます。上半期は好調に推移しましたが、通期計画は期首発表した数値を据え置きとし、売上高136億円(前年同期比25.7%増)、営業利益4億円(前年同期は、3億3千9百万円の営業損失)、経常利益4億3千万円(前年同期は、1億7千3百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益2億9千万円(前年同期は、1億7千万円の親会社株主に帰属する当期純損失)を見込んでおります。

株主配当

当社は、株主の皆さまへの利益還元を経営の重要政策と位置づけ、将来の事業展開と経営体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当の継続を基本方針としております。
配当につきましては、上半期業績の上方修正をしましたが、下半期の厳しい経営環境を想定して、当初の予想を据え置き、中間配当・期末配当ともに5円とし、年間配当合計10円を予定しております。
当社グループはこの上半期、新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に減少した前年から大きく回復しました。状況は予断を許さないものの、中期経営計画に基づく戦略を着実に実行し、将来を見据えて環境変化に対応してまいります。株主の皆さまには、当社グループの現況のご理解を賜りますとともに、今後の発展にご期待いただきますようお願い申し上げます。

第2四半期で見る売上高・経常利益比較

前期から大幅回復しましたが、コロナ禍以前の水準にはまだ遠く及びません。最悪期を脱したものの、業績は回復途上にあります。

グラフ:第2四半期 売上高 比較
グラフ:第2四半期 経常利益 比較

事業別概況

グラフ:事業別概況

ネットシェイプ事業

グラフ:売上高、経常利益・利益率

※ 百万円未満は切り捨て

上半期の概況

自動車産業の回復により金型部門が好転し、精密鍛造品部門においても海外で堅調に推移しました。事業全体としては前期の大幅損失計上から脱し、経常利益を計上しております。その結果、売上高は33億6千万円(前年同期比43.7%増)、利益面では8千7百万円の経常利益を計上しております。(前年同期は3億8百万円の経常損失)

下半期の見通し

下半期は主要顧客業界である日系自動車産業では東南アジアでの新型コロナ再拡大による自動車部品生産の停滞に加え、半導体の供給不足の影響が生じております。そのため、先行き不透明な状況であり、厳しい経営環境が予想されます。

アッセンブリ事業

グラフ:売上高、経常利益・利益率

※ 百万円未満は切り捨て

上半期の概況

当期はネットシェイプ事業同様、自動車産業の回復に連動し売上高は22億4百万円(前年同期比35.2%増)となりました。利益面では前年大幅の損失から回復し若干の経常利益を計上したものの、東南アジアでの新型コロナ再拡大による自動車部品生産の停滞が第2四半期から影響を及ぼしております。

下半期の見通し

下半期については、半導体供給不足などの影響が生じる可能性があり、厳しい事業環境が予想されます。

フィルタ事業

グラフ:売上高、経常利益・利益率

※ 百万円未満は切り捨て

上半期の概況

他の2事業と異なり自動車産業以外をメインターゲットとしており、主力ユーザー向けが好調だったことやアジア向けの製品の売上が堅調に推移したことから、売上高は12億2千2百万円(前年同期比8.1%増)となりました。また、経常利益は、1億6千1百万円(前年同期比1.5%増)となりました。

下半期の見通し

下半期については、自動車産業以外向けの需要が旺盛なことから、引き続き堅調に推移することが見込まれます。

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